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◆均等論の第2要件が認められなかった事案。別の請求項記載の発明に係る本許権侵害を理由とする請求原因の追加主張が訴えの追加的変更に当たるとされた事案(大阪地判令和5年6月15日〔令和3年(ワ)第10032号〕)
[特許法68条/民事訴訟法143条1項ただし書き、同条4項、157条1項/均等論(第2要件)/従属項の追加]
◆引用例に化合物名が記載されていたものの、その製造方法に関する記載は見当たらないとして新規化学物質の発明の新規性が認められた事例(東京地判令和5年7月28日〔令和4年(ワ)第9716号〕)
[特許法100条1項2項、29条1項/新規な化学物質の発明/刊行物に記載された発明]
◆訂正要件についての判断の順序に関する原告の主張を排斥したうえ、本件訂正について、特許法120条の5第2項ただし書2号に掲げる「誤記…の訂正」を目的とするものに該当するということはできないとされた事例(知財高判令和5年8月10日〔令和4年(行ケ)第10115号〕)
[特許法120条の5第2項、9項、126条6項/誤記の訂正]
◆分割出願を繰り返した特許において、搬送トレイの非記載を理由にサポート要件違反が認定された事例(知財高判令和5年9月20日〔令和3年(行ケ)第10152号〕)
[分割出願/サポート要件]
◆紛争の蒸し返し(知財高判令和5年5月18日〔令和5年(ネ)第10009号〕)
[訴えの適法性]
◆ライソゾーム病の治療に用いられる製剤特許に関し、中枢神経(CNS)への有効成分の送達のために「脳室内(ICV)投与」を特定したクレームの優先権効果が、基礎出願の「髄膜内(IT)投与」でのデータに基づいて認められるかが問題とされた事例(知財高判令和5年4月6日〔令和4年(行ケ)第10010号〕)
[優先権(パリ条約4条)/医薬用法]
◆「レーザ加工装置」事件(知財高判令和5年7月6日〔令和4年(行ケ)第10099号〕)
[特許法29条2項/進歩性/動機付け]
◆多数の構成要件(数値範囲)の全部を満たす具体的な実施例(試験結果)が明細書中に記載されていなくてもサポート要件を満たしていると判断された事例(知財高判令和5年6月15日〔令和4年(行ケ)第10059号〕)
[特許法第36条第6項第1号/サポート要件]
◆後発医薬品承認申請者による確認の利益を否定したニプロ対エーザイ事件(控訴審)(知財高判令和5年5月10日〔令和4年(ネ)第10093号〕)
[後発医薬品承認申請と確認の利益/パテントリンケージ/二課長通知]
◆引用発明との相違点を認定した事例(知財高判令和5年3月22日〔令和4年(行ケ)第10091号〕)
[特許法29条1項/刊行物に記載された発明]
◆オープンクレームに対する「除くクレーム」訂正について、特許請求の範囲の減縮該当性及び新規事項追加該当性を否定した事例(知財高判令和5年3月9日〔令和4年(行ケ)第10030号 〕)
[特許法120条の5第2項ただし書/同1号/126条第5項/除くクレーム/特許請求の範囲の減縮/新規事項の追加の禁止]
◆無効審判請求不成立審決に対する審決取消訴訟である。新規性、進歩性を欠くとはいえないとして審決が維持された(知財高判令和4年11月29日〔令和3年(行ケ)第10027号 〕)
[29条1項/2項/新規性/進歩性]
◆明細書中に記載された発明の効果等に基づいて発明の課題を認定し、サポート要件違反が判断された事例(知財高判令和4年9月29日〔令和4年(ネ)第10029号〕)
[特許法第104条の3/特許法第36条6項1号/サポート要件/発明の課題の認定]
◆表面粗さパラメータの充足判断と公然実施による無効(大阪地判令和5年1月31日〔平成29年(ワ)第4178号 〕)
[パラメータ発明/公然実施]
◆「回転子積層鉄心」事件(知財高判令和4年9月7日〔令和3年(行ケ)第10132号〕)
[特許法第44条2項/特許法第36条4項1号/特許法第36条6項1号/分割要件/実施可能要件/サポート要件]
◆特許法102条2項による推定覆滅部分についての3項の適用(知財高判令和4年10月20日〔令和2年(ネ)第10024号〕)
[損害額(2項、3項)/構成要件充足性/特許の有効性(新規性、進歩性)]
◆後発医薬品の申請段階における訴えの利益(東京地判令和4年8月30日〔令和3年(ワ)第13905号〕)
[訴えの利益/後発医薬品承認申請]
◆ユーザの行為により物の発明に係る特許権の直接侵害品が完成する場合がある事例において、直接侵害を否定し、特許法101条2号の間接侵害の成立を認めた事例(知財高判令和4年8月8日〔平成31年(ネ)第10007号〕)
[特許法101条2号/課題の解決に不可欠なもの/主観的要件]
◆定義されたパラメータの一部を満たしていることでサポート要件を満たすと判示された事例(知財高判令和4年6月23日〔令和2年(行ケ)第10143号〕)
[特許法第36条6項1号/特許法第36条4項1号/実施可能要件/サポート要件/パラメータ]
◆特許権管理会社であっても、グループ会社による事業実態を踏まえて特許法102条2項の適用を認めた事例(知財高判令和4年4月20日〔令和3年(ネ)第10091号〕)
[特許法102条2項の適用の可否/損害額推定/逸失利益/グループ会社/特許権管理会社/特許権者による実施の要否]
◆拒絶審決に対する審決取消訴訟である。サブコンビネーション発明における要旨認定が争点となったが、審決は維持された(知財高判令和4年2月10日〔令和3年(行ケ)第10056号〕)
[29条2項/サブコンビネーション発明/要旨認定/進歩性]
◆現行品について事後的に測定したパラメータの値に基づいて、パラメータ特許の公然実施が認められた事例(東京地判令和3年10月29日〔平成31年(ワ)第7038号〕)
[特許法104条の3/29条1項2号/無効の抗弁/公然実施/パラメータ特許]
◆被控訴人が主張するクレームの限定的な解釈を否定して、被告製品の構成要件充足性を認めたうえ、特許法102条1項1号及び2号、2項並びに3項に基づく損害額をそれぞれ算定した事例(知財高判令和4年3月14日〔平成30年(ネ)第10034号〕)
[特許法70条/102条/技術的範囲/令和元年改正/権利者複数の場合における損害算定]
◆「楕円形」のクレーム解釈と均等論の限界(知財高判令和4年3月30日〔令和3年(ネ)10049号/令和3年(ネ)10069号〕)
[文言侵害/均等論]
◆実施可能要件及びサポート要件違反の成否(東京地判令和3年12月24日〔令和2年(ワ)第19927号〕)
[実施可能要件/サポート要件/訂正の再抗弁/延長登録/均等侵害]
◆医薬用途発明の実施可能性は、対象疾患に対する治療効果を有することを当業者が理解できれば足りると判示した事例(知財高判令和3年12月27日〔令和2年(行ケ)第10078号、令和2年(行ケ)第10082号〕)
[特許法36条4項1号/特許法36条6項1号/特許法2条3項1号/技術常識/医薬用途発明の実施可能要件/有害事象が生じる危険性]
◆訂正後の従属項に基づく再度の特許権侵害訴訟について、前訴の既判力及び訴訟上の信義則により請求が許されないとされた事例(東京地判令和2年11月25日〔令和元年(ワ)第29883号〕)
[民事訴訟法114条1項/同115条1項3号/同2条/同338条1項8号/特許法104条の4/既判力/訴訟上の信義則]
◆無効審判の認容審決に対する取消訴訟である。主引用発明と副引用発明とで技術分野が完全に一致しておらず、主引用発明に副引用発明を採用する相応の動機付けがないとして審決が取消された事例(知財高判令和3年10月6日〔令和2年(行ケ)第10103号〕)
[29条2項/進歩性(動機付け)]
◆「楕円形」の文言解釈を機能・技術的意義から広く認定した事例(東京地判令和3年5月18日〔平成31年(ワ)第2675号〕)
[文言侵害/クレーム解釈]
◆医薬品の有効成分を「塩酸塩」と表示した承認に基づいて有効成分を「フリー体」と規定する特許の存続期間が延長可とされた事例(知財高判令和3年3月25日〔令和2年(行ケ)第10063号〕)
[特許法第67条の3第1項1号(現特許法第67条の7第1項第1号)/本件発明の実施に本件処分を受けることが必要であったこと/フリー体と塩]
◆出願前の建築工事が公然実施に当たり、発明の新規性を否定した事例(知財高判令和3年2月16日〔令和元年(ネ)第10078号〕)
[特許法29条1項2号/公然実施/新規性/進歩性]
◆新たに見出された作用機序に基づき相違点が認定され新規性が肯定された事例(知財高判令和2年12月14日〔令和元年(行ケ)第10076号〕)
[新規性/先願発明に内在していた効果/出願後の実験データの参酌]
◆特許権侵害訴訟の棄却判決に対する控訴審であり、原審と異なるクレーム解釈により特許無効とされた事例(知財高判令和3年2月10日〔令和元年(ネ)第10074号〕)
[特許法70条1項及び2項/29条2項/クレーム解釈/進歩性]
◆再現実験の条件が引用文献における条件と同じであるとの根拠はないとして、再現実験に基づく引用発明の特定の構成の認定を否定するとともに、課題解決との関係で引用発明よりも望ましいという事情がなくとも、引用発明とは構成の異なる発明の進歩性は否定されないとの判断を示した事例(知財高判令和2年10月22日〔令和元年(行ケ)第10130号〕)
[特許法29条2項/再現実験/技術的意味と進歩性]
◆間接侵害(知財高判令和2年9月9日〔令和2年(ネ)第10002号〕)
[間接侵害]
◆化合物Aとマンニトールとの混合液を凍結乾燥して得た製剤(化合物A、マンニトール、及び化合物Aのマンニトールエステルを含む)が示す、化合物Aの安定性等の向上効果が、化合物Aがマンニトールを賦形剤とすることによって示す効果ではなく、化合物Aのマンニトールエステルが示す効果であることが実施例の凍結乾燥製剤を用いた試験(マンニトールエステル単独での評価なし)から合理的に認識できると判断された事案(知財高判令和2年7月2日〔平成30年(行ケ)第10158号(A事件)〕)
[特許法第36条第6項第1号/サポート要件/凍結乾燥]
◆サポート要件違反により権利行使が否定された事例(課題・解決手段を限定的に記載した明細書がクレーム解釈を拘束した事件)(知財高判令和2年12月1日〔令和2年(ネ)10039号〕)
[サポート要件/発明の課題]
◆「略1/2」との数値限定について、発明の課題・効果等を考慮してその技術的範囲を画定した事例(東京地判令和2年1月17日〔平成29年(ワ)第28189号〕)
[特許法第70条第1項・第2項/「略(ほぼ)」を含むクレーム文言の解釈/数値限定の技術的範囲/数値範囲外の要素が混在する場合の充足性]
◆引用例に記載された文献中の記載に基づいて発明の進歩性が否定された事例(知財高判令和2年5月28日〔令和元年(行ケ)第10075号〕)
[特許法第29条2項/進歩性/引用例の記載事項]
◆引用文献に記載の発明の下位概念として包含される発明の特許性を否定した事例(知財高判令和2年1月30日〔平成30年(行ケ)第10157号〕)
[特許法29条1項/同2項/新規氏/進歩性/選択発明/顕著な効果c]
◆会計ソフトウェアにおける構成要件該当性(知財高判令和2年2月26日〔令和元年(ネ)第10042号〕)
[構成要件充足性/均等侵害]
◆実施例にない数値範囲は新たな技術的事項となると判断された事例(知財高判令和1年11月11日〔平成31年(行ケ)10015号〕)
[訂正要件/新たな技術的事項の導入]
◆副作用の抑制効果を奏する併用投与レジメンに特徴を有する医薬発明について、臨床試験に参加した患者がレジメンの詳細を知り得る状況にあったというだけでは医薬用途発明の新規性は否定されないとされた事案(知財高判令和1年11月28日〔平成30年(行ケ)第10115号〕)
[特許法第29条第1項第1号及び第2号/医薬用途発明/臨床試験による公知及び公然実施]
◆成分Aが疾患Xの治療に有効であることが既知である場合において、成分Aについて新たに見出された生理活性aが最終的に疾患Xの治療に適用されるものであっても、既知の医薬用途(疾患A治療用途)の「作用機序の解明」ではなく、成分Aの「新規な用途」となり得るとされた事案(知財高判平成31年3月19日〔平成30年(行ケ)第10036号〕)
[特許法第29条第1項及び第2項/医薬用途発明/新規用途/作用機序の解明]
◆公知抗原の検出技術において、抗体の組合せ取得の困難性を理由に進歩性が認められた事例(知財高判平成30年11月6日〔平成29年(行ケ)第10117号〕)
[特許法第29条第2項/進歩性/刊行物に記載された発明]
◆水和物として存在する医薬化合物について最適な水和数を設定することは技術常識に過ぎないと判断された事案(知財高判平成30年9月19日〔平成29年(行ケ)第10171号〕)
[特特許法第29条第2項/進歩性/医薬/水和物/技術常識]
◆引用発明の再現実験が本件発明に導かれたものと判断され、発明の特許性が認められた事案(知財高判平成30年3月12日〔平成29年(行ケ)第10041号(甲事件)、平成29年(行ケ)第10042号(乙事件)〕)
[特許法第29条第2項/進歩性/引用発明の再現実験]
◆マーカッシュ形式で多数の置換基を規定した化合物発明について、マーカッシュの選択肢を削除する訂正の要件充足性や、実施可能要件及びサポート要件充足のための実施例の要否等が争われた事案(知財高判平成30年1月22日〔平成29年(行ケ)第10007号〕)
[特許法第126条第1項及び第5項/第36条第4項第1号/同第6項第1号/化合物発明/マーカッシュ形式/選択肢削除/訂正要件/実施可能要件/サポート要件/実施例]
◆本件明細書の記載を離れ、事後的に実施した官能評価試験の結果に基づく有利な効果の主張が認められず進歩性が否定された事例(知財高判平成29年9月11日〔平成28年(行ケ)第10056号〕)
[特許法第29条第2項/進歩性/顕著な効果]
◆パラメータ発明において測定方法の記載が不十分であったために取消決定が維持された事案(知財高判平成29年6月14日〔平成28年(行ケ)第10205号〕)
[第36条第4項第1号/実施可能要件/パラメータ発明/測定方法/食品]
◆「軽やか風味」という用語の意味が明瞭か否かが問題になった事件
[実施可能要件、サポート要件]
◆延長登録請求事件
[医薬、延長登録、添付文書の記載事項]
◆芝生改良用組成物につき「用途発明」としての新規性が認められた事件
[用途発明、芝生改良用組成物、未知の属性、新たな用途]
◆拒絶査定が確定した発明に関する発明者名誉権の侵害が問題になった事件
[発明者名誉権]
◆照明装置事件
[進歩性、阻害要因]
◆明細書実施例データの事後検証結果によって特許が無効とされた事件
[進歩性、医薬、薬理効果、効果の顕著性、実施例の事後検証結果]
◆三菱化学アンプラーグ職務発明対価請求控訴事件
[職務発明の対価請求権の支払時期と消滅時効の起算点、一部請求と消滅時効、消滅時効の中断、 裁判上の催告、遅延損害金の始期、期限の定めのない債権]
◆洗浄剤組成物事件
[進歩性、新規性、実験報告書]
◆特許料納付書却下処分取消請求事件
[その責めに帰することができない理由]
◆ダイヤフラム弁事件
[補正、新たな技術的事項の導入]
◆「回路接続材料」事件
[拒絶査定不服審判における手続違背]
◆「衝突回避半二重方式通信」システム事件
[容易想到性]
◆デスモプレシンの口腔内分散性医薬製剤
[進歩性、顕著な効果]
◆現在形で記載された実施例に基づいて薬理効果の顕著性が認められた事件
[医薬、薬理効果、現在形で記載された実施例、実験データの後出し]
◆「エアゾール装置」審決取消請求事件
[臨界的意義、自明な課題]
◆「生分解性農業用繊維集合体」事件
[動機付け]
◆「安定な経口用のCI-981製剤およびその製法」
[特許法29条2項(進歩性)、効果、当初明細書の裏付け]
◆「コンテナ連結片」事件
[均等論、作用的限定]
◆特許権侵害差止等請求事件
[特許発明の実施、ノックダウン]
◆平成23年(行ケ)第10314号審決取消請求事件
[容易想到性、技術的意義]
◆平成23年(行ケ)10134号 審決取消請求事件
[容易推考性、ひとまとまりの技術]
◆「防眩材料及びそれを用いた偏光フィルム」事件
[容易推考性、解決課題の認定、数値限定発明]
◆プラバスタチンナトリウム事件
[プロダクト・バイ・プロセス、特許発明の技術的範囲、発明の要旨認定]
◆ウインドパークの運転方法事件
[進歩性、解決課題]
◆溶融亜鉛めっき鋼板事件
[相違点、数値範囲]
◆ガラスカッターホイール事件
[技術的意義の認定のための発明の詳細な説明に記載された技術的事項の参照]
◆放出制御組成物事件
[特許権の存続期間の延長登録出願]
◆「マンホール蓋用受枠」事件
[均等]
◆知財高裁平成22年(行ケ)第10056号 審決取消請求事件
[進歩性、容易想到性]
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